マイカク(My格言)

ワークショップを実践した際の具体的経験を思い出しながら、今後のワークショップに活かせそうな気づきを、
オリジナル格言として言語化するワークです。
ひとつのワークショップでの経験を、他のワークショップでも転用可能な学びとして残すことができます。

概要

「マイカク(My格言)」は、ワークショップデザインの経験を言語化して残すことができるコンセプトワークショップです。ワークショップを実施し、さらにリフレクションして改善案を考えた後に、そのワークショップでの経験を概念化した言葉を「格言」として言語化します。他のワークショップでも転用可能な学びとして残すだけでなく、ワークショップデザイナーとして語る言葉の引き出しを増やすことができます。

具体的な手順

  • Step 1.

    具体的経験を思い出す

    ワークショップの企画〜実施〜振り返り、全ての段階を通しての具体的経験を思い出し、特に印象に残っていることを言語化します。
    (例)リハーサルをした際には、ワークを詰め込みすぎて参加者の主体性が引き出せなかったが、本番ではワークを削ったことで、参加者自身が色々な工夫をしてくれるようになった。

  • Step 2.

    具体的経験をもとに格言を考える

    Step1で言語化した具体的経験をもとに、ワークショップデザインのポイントとなる格言を考えます。言葉にこだわって、「これだ!」と思えるまで意味付け・試行錯誤を続けることで、自身の経験を転用可能な概念として抽象化することができます。
    (例)リハーサルをした際には、ワークを詰め込みすぎて参加者の主体性が引き出せなかったが、本番ではワークを削ったことで、参加者自身が色々な工夫をしてくれるようになった。
    →【格言】時間の余裕が参加増幅につながる!

体験者の感想

  • ワーク自体はシンプルでしたが、とても理解が深まりました。 抽象度を上げて格言にしたこと、記憶にも残った気がしますし、今後の実践でも活かそうと前向きになれました。

  • 概念化するのは不得意だと感じていたが、格言化するというのが画期的でおもしろかった。そして実施に作った格言を見直して見ると、経験がよみがえってきて、経験と概念の間を行ったり来たりする感覚が大事だと思えた。

  • 格言による概念化は経験した内容を分かりやすいフレーズにするために何度も確認することとなり、経験を振り返り、深掘りするのに有効だと思いました。

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